無題

 うちの社員が死んだ。仕事中に死んだから殉職となった。まだ20歳の青年だ。俺の職場に死んだ青年の同期が4人いる、日曜日に通夜があるから行くと言っていた。俺はその青年と直接な面識は無い、でもやはり人の死は心が痛い。
 会社のトップはこういう「会社が出した安全対策が地方にいきわたってない現実がある。」まるで自分たちに責任は無く、地方の職場管理者が悪い言いぐさ。確かに腹が立つし殴りたい気分にさせる、でも本当に必要なのはこの事実を切実に受け止めて、「責任追及」に奔らず「原因究明」に努めることだ。

 そうはいっても青年は生き返らない、俺たちの心に一生消えないキズができた。

 彼のご冥福を祈る・・・・。(この事件を日記に書くなんて凄まじく不謹慎かもしれないし、死んだ彼を冒涜する行為かもしれない、でも書かずにはいられなかった自分は・・・・・、やはり「常識」が欠落しているのだろうか?でも後悔はしていない。人の死に冷淡な会社なんてくそったれだ。)