奥尻島で

 曖昧な記憶が寂しくて「明日は何か起きるさ・・・」と期待していた

 思いは満たされず嘆き悲しんだそんな日々を過ごす

 進むべき道は閉ざされてしまったけど

 道を示す光は消えていない

 光を頼りに道を探す

 時には光を見失うけど

 光は消えない

 消えない

 「この光は君かい?」

 「違うよ、それは君の光だよ。」

 「あァ、だからこんなにも弱々しいんだね・・・・」

 「光があるだけマシさ・・・・」