発寒なんて

職場の敷地にカラスが死んでました。
そのおかげで朝からカラスが飛びまくりの鳴きまくりで、ちょっとでも死骸に近付くものなら、滑空しながら襲いかかってきます。
これでは仕事にならん、と会社内の清掃部門に死骸の処理を依頼しました。
そうすると、処理をしようと清掃員が二人やって来ました。
その格好を見ると、車体洗浄用の全身スーツ(見た目は安い宇宙服で色はクリーム色)長いゴム手袋、一人はスコップを持ち、どう見てもドワーフ族くずれで、もう一人は、ホウキを両手に持ち、しかも長いタイプと短いタイプを装備して、まるで宮本武蔵気取り・・・・。予想通り、カラスの死骸に近付くと数匹のカラスが彼等に遅いかかる!
宮本武蔵気取りは二本のホウキを振り回し、ドワーフ族くずれはその後ろで装備したスコップで、カラスの死骸をすくい上げ、そのまま遠くの草むらへ移動、その間も宮本武蔵気取りはホウキを振り回し、カラスを警戒。そしてカラスの死骸をドワーフ族くずれが草むらに埋めて、ミッションコンプリート。
たたかいを終えた二人の顔は少しの疲労と達成感でいっぱいでした。

そんな昼下がり、天気は薄曇り・・・・。