2006-06-19 礼文 太陽の光を忘れた気がした 沈みながら思い出すいつもの夕焼け 誰もが羽を休める頃 僕は窓から飛び降りた 月が半端な形で僕を小馬鹿にする 今も未だ翼は生えてこない 僕の中に明らかに足りないもの 君が全て奪って飛び立った あれから心は空き箱だらけ 沢山の思いが抜け落ちたそのせいで 僕は飛び立てない ただ飛び降りて落ちるだけ ただ落ちてこなごなになるだけ こなごなになって忘れ去られる 夕焼けのように 「翼があっても自由ではないよ・・・・」 「そうだねでも不自由でも前に歩くことはできるよ・・・・」