聞こえるのか

 この空間が狭いか広いか 

 誰と誰が優劣を決めてるんだ

 自分の目で確かめるまで僕は認めない 

 不確かな平等の中で

 夜の闇に囁きに惑わされながら進んで行くには遠すぎて

 確かなことは手が届く範囲の空間

 答えがいつも遠くにあるなんて限らない

 太陽には手が届くのに月には届かない

 諦めたのが何もかもあっけなく奪われて失って
 
 花が咲いて枯れて

 ただそれだけ

 意味なんてない

 たんなる吐露だ