愚かな蛾は火に向かう

 君が1人で外に居ると

 決まって雨が降る 

 どしゃぶりだ

 もしソファに倒れ込んでしまったら

 服を着たまま眠っていいかい?

 一晩中踊りっぱなしだったんだ

 僕は酔ってるんだよ、きっと

 笑ってるように見えても

 僕はただ帰してもらいたいだけ

 僕は本当に酒を飲み過ぎた

 だから帰る前に口づけをしてくれないか?

 思い出に一発撃ってくれ

 それで痛みのすべてがなくなる

 たった一度の口づけで僕は屈してしまう

 致命的に下らない人生は

 すべてを焼き尽くす光で滅びてしまえ

 その太陽の光で自らを恥じてしまえ

 吸血鬼が恋してしまう光のように

 さあ

 正気が僕を見捨てたように

 君も去ってくれていいんだよ