六等分

 僕の忍耐力は思ったほどないらしい

 目から涙が溢れてしょうがない

 大切な君がそばに居るっていうのに

 僕は思ったよりガマン強くないらしい

 大切な君のために涙が溢れる

 君だけをただ大切に思う

 「オッケー!ガマンは身体に毒だぜ!」

 「大丈夫!とっとと飛びだそうぜ!」

 僕の人生はどうすればマシになるの?

 だれも僕のことなんて考えてくれないよ

 ただ君の声だけが頭の中で響いている

 脳天気な君の声が

 君がどれだけツいてるか君は知らないのかい?

 君は僕に見向きもしないで

 ただただ脳天気に無責任に声だけが響く

 そばに居るのに

 いつもそばに居るのに