血が叫び教えてくれる「君は生きてる」って

 僕は風呂が苦手だ。特にサウナになんて入ってしまったら自殺行為だ、そう僕は「暑さ」に弱いのだ。ゆえに夏はもっぱらシャワーでコトをすます、しかし今日は違った・・・・、何故か風呂に入ってしまったのだ・・・・・。「まあ、すぐに出れば・・・・。」と思い、ふと湯船に目をやると、なんと「ニラ」がプカプカと、まるで小川に浮かぶ笹舟のように浮かんでいた。「なんでニラが?海苔に続く第二の刺客か?」と思い、早急に風呂から上がり母に尋ねてみた「なあ、母さん、風呂にニラが浮いてたんだけど何かした?」母「え?ニラ?・・・・・・・、あァ・・・・と知らないよ。」僕「そう・・・・・、風呂場でニラ喰った?」母「え?・・・・・・食べる訳ないじゃん、ニラなんて・・・、ネギじゃああるまいし・・・。」俺「あん?ネギなら風呂場で喰うのか?」母「ネギなんて食べないよ。あんた何言ってるの?明日仕事でしょ?早く寝なさいよ!!」
 ・・・・・・・不条理だ。

 鉄パイプ持って泣き顔のお前が窓ガラス割って入ってきて、こう言った「お前に笑顔を届けに来た。」冗談じゃない・・・・・。