サボテンに網タイツ

 前回のブログで友人から「ようやっと、お前らしさがでたな。」とコメントされましたので、今回は「俺らしさ」の追求をしてみたいと思います。と考えながら「俺らしさ」にまったく検討もつかない(考えると、なんとなく凹むとです)ので、またまた女性ともめた話しを少々。(最近はこんなんばっかだな。)

 先日、泊まり勤務後に職場の風呂に入ろう、と僕は浴室に向かいました。普段なら、朝に風呂は入らない主義で(年寄りじみている、というくだらない理由)、今回はたまたま帰りがけの朝が凄まじく忙しく、汗を大量にかいて男臭満載だったのでなんとなく「風呂に入って帰ろう・・・。」と思った訳です。
 まあ、普通に湯船に浸かり、洗髪し、体を洗い、よしっ、そろそろあがろうかな、とそうしたら、キー、バタンっ!と入り口のドアを開ける音、だれだ?と脱衣所を覗いてみると、「あら、入ってたの?ごめんなさいね、これもおばちゃんの仕事だから。」と掃除のおばちゃんが、ズカズカと浴室に入ってきて、共用の洗面器を洗いはじめた。

 どーする?俺?
①、無視してそそくさとあがる。
②、なんとなく世間話でもしてみる。
③、一言文句をつける。

 まあ、いつもの俺なら当然①を選択して、不機嫌な顔と不機嫌なオーラを放ちさっさと浴室から出ますが、僕のとった行動は③なんですねェ・・・。この③の行動をとったにはちゃんとした理由があるんですよ、このおばはんが普段から凄まじく態度が悪いんですよ。このおば様の悪行の数々を2,3点。
 大便をしている時でも容赦なく「なにやってんの?早く出てきてよ!トイレットペーパー補充できないじゃないの!!」とドアを何度も叩く。
 小便をしている時に隣の便器で水を勢いよく出して掃除をする、用を足してる人は便器を洗った水でびしょびしょ。
 モップがけをしている時に通りかかると、「ほら!邪魔よ!」と言いながら、わざと大ぶりなモップがけをする、ちなみに僕はモップがぶつかったと文句を言ったら「なによ!あんたが私の仕事の邪魔するからでしょ!」と理不尽な物言い。

 と、ね?皆さん、軽い殺意すら湧いてきませんか?そりゃ俺も③を選択せざるをえないほど腹が立っており、おば様に一言
 「なあ、おばちゃん、あんたには羞恥心というものがないのかい?その年で男の裸を見るのが恥ずかしいとかいったら気持ち悪いけど、常識的な問題じゃないかい?おばちゃん、取り合えず外に出てくれない?俺さ、おばちゃんと違って、一応は一般常識とデリカシーは持ってるから、おばちゃんなんかに俺の大したことない裸でも見られると恥ずかしいを超えて凄まじく不愉快になるから、なにしでかすか解らないよ?・・・・・、出てけ。な?(ニコッ)」と、おばちゃんはぶ然としながら風呂場から退出されました。
 そして、帰り際に玄関でおばちゃんに遭遇した時、至近距離まで近づいていき、目の前で「あっ!おばさん、いつもご苦労様です!」と満面の笑みで言ったら、おばちゃんは後ずさりしながら、「・・・・?!は・・・い、どうも。」と明らかに犯罪者を見るような目で僕を見て動揺してました。

 どうやら俺の満面の笑みは人を動揺させる効果があるらしい。